子宮頸癌検診、再検査のお知らせ!?

 再検査のお知らせは突然に?

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その日は、両親と夕食をとっていました。

一家団欒、一段落した段階で母から、

「速達がとどいてるよ〜」と。

 

速達、、、?私宛に?心当たりないな〜とのんきに思っていました。

封筒は薄い青色で、健康センターから。

健康診断からは、たしか1週間から2週間たった頃だったかな?思います。

若干不安がよぎりつつも、まぁたいしたことはないだろうと思っていました。

 

封筒を開いてみると、、、

”正常とは異なる細胞(異型細胞)が認められました。前癌病変(異形成)~初期の癌の可能性があります。正確な診断を行なうために、詳しい検査が必要です。”

検査の結果はHSILという結果。これは正式な結果ではないけれども、

精密検査をうけてください、というようなことが書いてありました。

 

初期の、、、ガ、、、ガン?

そんな、、、私が?急に?

 

血の気が引いて、頭は真っ白。言葉も出ませんでした。

文面には「可能性がある」という所までしか書かれていないものの、

癌という文字のパワーは本当に強力で。

両親に「癌の速達が来た、、、再検査をしてくださいって」と涙目で話しました。

心配してくれるだろうと思っていましたが、

両親から帰ってきた言葉は意外にも、

「大丈夫だよ〜再検査なんて、よくあることだから〜」と。

いやいや、速達できてるんだよ!大丈夫なわけあるか〜い!と、

いつも通り穏やかな両親に反発し、半泣きで自分の部屋にこもりました。

 

早速ネットで検索魔。まず、HSILとは??

一人になって、ま、、まずは落ち着こう。。

今ある情報から解る範囲で自分で調べられることをまずは調べよう!(引き続き涙目)

ということで、少し震える手で検索検索!!

 

健康センターからのお達しには、HSILと書いてある。これは、、、?

こちらは、High-grade Squamous Intraepithelial Lesionの略で、

日本語では高度扁平上皮内病変ということらしいのですが、、、

活字が苦手な私にはいまいちしっくり来ず。

あとから解ったことですが、

かなり簡単に噛み砕くと、子宮頸部の表面の細胞達のなかに、

大きかったり、がたがたしていたりと、変形(異形成)している細胞がある状態らしいです。

 

変形が軽度であればLSIL(Low-grade)、

中等度・高度の異形成、上皮内癌、微小浸潤癌疑いの場合はHSIL(High-grade)、

微小浸潤癌推定または浸潤を伴う扁平上皮癌の場合はSCCと表記されるようです。

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※下記リンクより引用

Definition of low-grade squamous intraepithelial lesion - NCI Dictionary of Cancer Terms - National Cancer Institute

※検査結果と略語について、詳しくは下記サイトの表が大変わかりやすかったです。

婦人科細胞診-結果の見方

 

ショックを受ける私に一番必要だったこと

私の場合、中等度・高度の異形成、上皮内癌、微小浸潤癌疑いのいずれかの可能性があるということ。

 

まずは再検査をして調べてみないことには先には進めないのですが、

いかんせん小心者なもので、、、不安は増すばかり。

 

誰かに共感してほしくて、心細さをわかってほしくて、彼氏に現状を説明しました。

私のLINEのテンションの低さにびっくりした彼氏からすぐに電話をもらい、

ひとまずその日は合流できることになりました。

とにかく不安な気持ちを吐き出せる、解ってもらえる、ということが、

この時の私には一番必要なことだったように思います。